ハードフェイシングについて
弊社は、特殊肉盛溶接の中でもハードフェイシング(耐摩耗肉盛溶接)技術に定評があります。
打ち合わせ→検査→溶接→仕上げまで、全て自社で管理をすることにより、細かな対応と迅速な納品が可能です。
受け入れから、出荷までの流れをご覧ください。
受け入れから出荷までの流れ
受け入れ
製品が工場に届きます。
前回の施工使用の確認や耐摩擦のチェックを行い、今回の仕様を検討します。
ガウジング
硬化層を除去することで溶接性能が向上します。
また、施工個所の亀裂チェックも行います。
検査
目視だけではなく、カラーチェックでの亀裂チェックへ移ります。
この事前検査を確実に行うことで、その後の施工個所等を細かく決めていきます。
施工
施工個所の下盛再生後に成形し、硬化層肉盛を施工します。
溶接スタッフの確かな技術により、安全に配慮しつつ迅速に進めていきます。
出荷
出荷前に製品の最終チェックを行い、出荷を行います。
※大阪府・兵庫県・岡山県内は、直接納品に伺う事が可能です。
(施工部品によっては運送会社へ委託する事もあります。)
タングステンカーバイドについて
タングステンカーバイドは、超硬合金の事実上の代名詞ともなっている物質で、私たちの生活に幅広く使用され、不可欠なものとなっています。
硬度が高く、特に高温時の硬度低下が少ない事が特徴で、採用される分野は耐摩耗性を要求される分野であり、特に切削工具や金型などに使用されています。
このタングステンカーバイドの粒を溶接時に埋め込む事で、施工個所の硬度が上がり、製品をより長くお使い頂く事が可能です。